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令和6年度第1回理事会・定時総会の報告

小川常務理事から4月に行った理事会定時総会の報告です。

第1回理事会を4月28日の10時より、定時総会は同日午後1時よりライトハウスライブラリー交流室で開催しました。理事会は定数22名中21名の出席、定時総会は正会員169名中会場30名、委任状91名併せて121名の出席で成立しました。

まず会長挨拶で概略は、次のとおりです。

介護保険での報酬改定は訪問介護などで引き下げられ、郡部の同行援護事業所の存続さえ危ぶまれる。障がい者差別解消法の合理的配慮は民間事業へも求められることになったが、まだ周知不足のため我々当事者も積極的に関わっていきたい。県では、新しい障がい者基本計画が発表された。歩行訓練も「行う」から「訓練が行えるよう体制の充実を図る」に表現が変わったが具体的な進展を望む。本会においては、小川名誉会長が逝去され不安もあるが、できるだけ運動の意思を継いでいきたい。6月9日には結成75周年記念大会として例年の福祉大会を開催するので、多数の会員に参加願いたい。以上の挨拶がありました。

次に議事に移り、理事会では会長が議長となり総会では松江の安達けい子さんと江津の高木耐正さんが議長となって進行されました。

前年度事業報告、及び決算については監査の問題なしの報告を受けて、賛成多数で承認されました。当初予算では22万1千円の赤字と見込んでいましたが、最終決算では1万2千円の黒字となりました。福祉問題の意見交換では読書バリアフリー法にもとづく島根県での基本計画はどの程度進展したか、のほか、全視情協あさひ事業所の閉鎖に伴う書籍のテキストデータ化が他の施設で受けられないものか、他にあはき法関係の質問もありました。

以上で、閉会しその後能登半島沖地震の被災者に対する救援募金を会場で協力を願ったところ110,910円が集まりました。後日、日視連に送金しました。ご協力ありがとうございました。