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第4回理事会の報告

小川常務理事から第4回視障協理事会の報告です。

 2月18日(日)10時よりライトハウスライブラリーで今年度4回目の理事会を開催した。

 初めに、小川名誉会長逝去対し黙祷した。また数名の理事から辞任の申し出があり、併せて報告した。定数は22名となった。出席はリモート2名を含む20名。監事1名、事務局2名であった。

 会長挨拶として小川名誉会長の逝去を悼むことに続き、2月15日開催の日視連団体長会議について次のように報告があった。

 能登半島地震の視覚障害被災者は現在調査中。日盲委として義援金を募集する。国連障害者権利条約総括所見については日視連将来ビジョン検討委員会の結果を生かしていく。令和6年度運動方針では、基本的人権の確立、情報アクセシビリティーの推進。地方団体の活性化、拡大読書器の基準額の引き上げを地方においても要望するようにとの説明があった。

 次に、議事に移り今年度の活動と会計決算の中間報告があった。来年度の事業及び予算の決定が主な協議事項だった。会計報告では、中間予算にて30万程度の黒字になるのではとの報告があった。繰越金については、県より指導があり、特定費用準備資金等取扱規則を定め運用することとなった。県への陳情活動は、県からの回答文があり、各理事で県議会議員に知人がいれば情報提供としてご覧いただくよう申し合わせた。

 中国ブロック代表者協議会は岡山で開催された。対面式のみで本県から4名が参加した。グランドソフトボール及び三療研修会は山口県が担当。青年部研修は10月ごろ鳥取県で開催される。女性部全女大会への提案は、テレビ放送字幕音声化とセルフレジの利用について。あはき部会では保険のマイナポータル問題などが話し合われ、情報の参考としてみどりの券売機プラスの体験に加え、駅全体の研修をしてはとの声が上がった。

 令和6年度も事業計画は概ね今年度のものを踏襲するが、記念大会の祝賀会では参加費を個人は4,000円、ペア参加は合わせて7,000円とし、アトラクションは、ハーモニカ演奏とカラオケとの報告があった。総会は4月28日の午後としオセロ大会は中止とする。

 日視連から要請された拡大読書器の基準額改定等の各自治体への要望は現在、ポータブルレコーダーの支給が1、2級に限定されており、それを視覚障害者全体に拡大できることを含めた要望文を各地区で陳情する。予算は、概算マイナス23万程度を見込む。また旅費規定については、平成16年のもので語句の修正をおこなった。

 その他では、熊本大会の提出議題は3月25日が締め切り。能登半島地震の義援金は総会時に徴収する。総会資料に虹の会のPR文を合わせて送付する。能登半島地震支援のため島根ライトハウスはしまねDWAT先遣隊の役割を担っており、明日から事務局の田中康太郎氏が参加するとの報告があり、閉会した。午後は各部会に分れて協議した。