視覚障害者リモート将棋大会に松江市の御神本章さんが参加され、見事有段者の部で準優勝という成績を収められました。御神本さん誠におめでとうございます。以下に大会の様子が伝えられた 12月16日の点字JBニュースの抜粋を掲載しています。
ーー 視覚障害者リモート将棋大会結果のお知らせ ーー 12月12日、13日の2日間、日本視覚障害者団体連合主催「視覚障害者リモート将棋大会」が開催された。 新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、例年開催している全国視覚障害者将棋大会の中止を余儀なくされ、 オンラインによる初の大会として実施した。 本大会では、公益社団法人日本将棋連盟より中川大輔八段が審判長、竹部さゆり女流四段がアシスタント、 富士通株式会社の将棋部、関東の大学の将棋部、棋友館の方々が審判員を務められた。 12日は有段者の部16名、級位者の部16名による予選トーナメント、 13日は決勝トーナメントを実施し、熱戦が繰り広げられた。なお、13日は対局と並行して、 「中川審判長と参加者による意見交換」、「中川審判長の将棋講座」、 「中川審判長と竹部女流四段による有段者の部決勝戦の大盤解説」のイベントを実施した。 参加者との活発な意見交換が行われ、将棋講座及び大盤解説は、盛況を博した。 中川審判長は講評の中で、「オンラインによる対局ならではの難しさもあると思うが、 いずれの対局も白熱した戦いで棋力も相当高いレベルである。そして、初のリモート将棋大会が成功したことを嬉しく思う。 皆さんの今後益々のご活躍を祈っています」と評された。 なお、各部の入賞者は次の通り。 有段者の部優勝は、石川准さん(静岡県)、2位は御神本章さん(島根県)、3位は鈴木勝さん(横浜市)。 級位者の部優勝は石黒知頼さん(新潟県)、2位は宮本博さん(東京都)、3位は中山文夫さん(東京都)。