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協会略年表(平成21年~令和2年)

 

■2009(平成21)年

 4月 島根県視覚障害者福祉大会を松江市で開催

 6月 本会結成60周年記念大会を松江市で開催。記念講演会の講師は日盲連副会長 竹下義樹氏

 9月 福祉研修会として「身体障害者団体活性化事業について」を開催。講師は島根県身体障害者団体連合会 奥原正雄氏

(その他のできごと)

 3月 障がい関係団体の「形だけの批准ではいけない。障がい当事者が参加して、主な法律や制度の改革を行うのが先。」との声に、閣議案件から障害者権利条約締結の承認を取り下げ。以降、「私たいを抜きに、私たちのことを決めないで」の精神が広がる

 5月 裁判員制度開始される

 7月 ライトハウスライブラリーボランティア連絡協議会と利用者との交流会(以下、「ボランティア連絡協議会との交流会」という。)で水木しげるロードを見学

 9月 民主党に政権交代

    島根県からホテル・旅館組合に対し、無資格あん摩師を働かせないように通知

    六点点字考案者ルイ・ブライユ生誕200年、日本点字の翻案者石川倉治の生誕150年にあたり、各種イベントを通して点字の意義を普及


■2010(平成22)年

 4月 本会事務局長が石橋于弘氏から浅野 紳 氏に交代

 6月 島根県視覚障害者福祉大会を浜田市で開催

 8月 島根県銀行協会との交渉で、代筆代読の介助、窓口での振込料をATM利用と同額に決定

    島根県との交渉で、島根県知事選挙、島根県議会議員選挙における広報の点字化、音声化が約束される。

 9月 福祉研修大会「公益法人移行に向けて」を開催。講師は島根県障がい福祉課 川村 務氏

(その他のできごと)

 1月 障害者自立支援法違憲訴訟で国と和解

 4月 全国視覚障害者情報提供施設協会が視覚障害者情報総合ネットワーク「サピエ」の運用を開始


■2011(平成23)年

 6月 第64回全国盲人福祉大会島根大会を開催。東日本大震災救援募金活動を実施

 9月 福祉研修会「同行援護制度について」を開催。講師は島根県障がい福祉課 小林恭行氏

(その他のできごと)

 3月 東日本大震災M9.0、最大震度7を記録。死者・行方不明者22,000名。東京電力福島第一原子力発電所で原子炉がメルトダウン

 6月 「障害者虐待の防止、障害者の養護者に対する支援等に関する法律」が施行

 7月 地上デジタル放送に変更

 8月 障害者が主体となる「障害者基本法の一部を改正する法律」が施行

10月 同行援護制度が開始


■2012(平成24)年

 3月 島根県がホームページと山陰中央新報に柔道整復師の療養費請求の適正化について県民に広報

 4月 本会事務局長に賣豆紀 忠 氏が就任

 6月 島根県視覚障害者福祉大会を初めて益田市で開催

12月 野津春雄副会長が厚生労働大臣表彰を受賞

    出雲大社駅でホームについての勉強会を開催

    災害に備え、要援護者登録や、福祉避難所について陳情開始

(その他のできごと)

 5月 東京スカイツリー開業

 6月 障害者総合支援法が成立。平成25年4月施行

 7月 ライトハウスライブラリー開設50周年記念第11回ら・ら・ふぇすたが開催。講演会に三宮麻由子(さんのみやまゆこ)氏

 9月 ボランティア連絡協議会との交流会で島根神話博を見学

12月 自由民主党に政権交代


■2013(平成25)年

 4月 本会が公益社団法人に移行し、新会計基準に。事務局長に山本正敏氏が就任

 5月 中国ブロックグランドソフトボール大会を松江海洋センタースポーツ広場にて開催

    本会の案内チラシを作成

 6月 島根県視覚障害福祉大会を安来市で開催

 9月 第62回日盲連中国ブロック盲人福祉大会島根大会を松江市で開催

(その他のできごと)

 3月 ライトハウスライブラリーが第1回ロービジョン研修会を開催。以降、定期的に開催

 6月 障害者差別解消法が成立(2106年4月施行)

    富士山が世界文化遺産に登録

    松江市広報がデイジー化。松江市、浜田市が防災ハンドブックの点字・音声化

 9月 新「障害者基本計画」策定

12月 障害者権利条約締結の承認案が国会で成立


■2014(平成26)年

 2月 日盲連中国ブロック代表者協議会をライトハウスライブラリーで開催。これにあわせて、東日本大震災に学ぶ防災研修会を開催。岩手県釜石市 小笠原拓生氏と日盲連理事 及川清隆氏が講演

 4月 福祉研修会「障害福祉施策の動向について」を開催。講師は島根県障がい福祉課 俵 康弘氏、山根明美氏

 6月 島根県視覚障害者福祉大会を大田市で開催

 9月 福祉研修会「同行援護事業について」を開催。講師は島根県障がい福祉課 石田 強氏、乙部真知氏

10月 ボランティア連絡協議会との交流会で赤来高原観光リンゴ園に

12月 小川幹雄会長、厚生労働大臣表彰を受賞

    本会のホームページを開設

(その他のできごと)

 1月 障害者権利条約を批准(2月16日発効)

 4月 消費税を8パーセントに引き上げ

 5月 第59回日本身体障害者福祉大会が松江市で開催

12月 衆議院議員選挙にあたり、日本盲人福祉委員会の視覚障害者選挙情報支援プロジェクトが「選挙のお知らせ」を三媒体(点字、墨字、拡大文字)で発行


■2015(平成27)年

 4月 事務局長に荒木 聡 氏就任

 6月 島根県視覚障害者福祉大会を初めて雲南市で開催

 9月 第14回ら・ら・ふぇすた「光をもとめて 高尾正徳氏生誕100年記念」をテーマに開催

    福祉研修会「マイナンバー制度について」を開催。講師は島根県政策企画局 木戸しずか氏

11月 島根県庁講堂において日盲連主催の補装具・日常生活用具に関する研修会を開催。講師は日盲連会長 竹下義樹氏

    島根県が「あはき施術所開設届け出済み証ステッカー」の交付を開始

    島根県職員採用試験に点字導入

    あはき施術者への「厚生労働大臣免許保有証」の交付申請業務を開始

(その他のできごと)

 4月 島根県の障がい者枠採用で視覚障がい者1名が雇用される

10月 マイナンバー制度開始

11月 パリで同時多発テロ。ISが犯行声明


■2016(平成28)年

 3月 小川幹雄会長 日盲連副会長に選任される

 4月 福祉研修会「障害者差別解消法に基づく県職員の対応要領の概要について」を開催。講師は島根県障がい福祉課 山根健太郎氏

    役員メーリングリストによる配信開始

 6月 島根県視覚障害者福祉大会を江津市で開催。併せてオセロ大会を開始

 9月 日盲連中国ブロック青年部研修会がとっとり花回廊と松江ホーランエンヤ館などの見学

    島根県が山陰中央新報紙上で、あはき施術所の選択に開設届け出済みパネル表示を参考にとの広報

11月 小川幹雄会長、旭日双光章を受賞。12月に関係団体で合同祝賀会

(その他のできごと)

 4月 「障害者差別解消法」施行(障がいを理由とする差別の禁止、および合理的配慮の提供)

    改正障害者雇用法施行(職場での障がいを理由とする差別の禁止、合理的配慮の提供義務、苦情・紛争解決、法定雇用率のアップ)

    視覚障害者用地デジ対応ラジオが日常生活用具品目に追加される

    熊本地震が発生(最大震度7)

    島根県警察本部が点字表記のパトロールカードを作成

   杉山和一記念館落成

8月 ボランティア連絡協議会との交流会で大社観光ブドウ園、出雲ワイナリーに

   日盲連が総合相談室の活動開始

   岡山短大山口准教授が視覚障害を理由に授業から外され、研究室からも退去を命じられたのは不当として、地位確認などを求めて提訴。平成30年11月最高裁で勝訴確定

   平成医療学園グループが、目が不自由でない人のあん摩マッサージ指圧師課程の新設不認定処分に対し、憲法違反などと国を提訴。日盲連など16団体はあんま師等法19条連絡会を結成して、国を支援

10月 松江市が障がい者差別解消条例を中国四国地方で初めて制定

12月 神戸市に神戸アイセンターがオープン(目の疾患の基礎研究、臨床、応用、治療・リハビリまでトータルに行う全国初の拠点)


■2017(平成29)年

 4月 福祉研修会「島根県の障害者支援施策について」を開催。講師は島根県障がい福祉課 石川公浩氏

    道路交通法細則の改正によりタンデム自転車の公道走行が認められる

 6月 島根県視覚障害者福祉大会を出雲市で開催

 8月 出雲市が障がい者差別解消条例を制定

10月 島根県運転免許センターでタンデム自転車走行体験会を開催

(その他のできごと)

 1月  あはき業の活性化や伝統継承のために、拠点施設の設置を目指すひと枝の夢財団が設立される。

 4月 ロービジョン者への支援と連携を目指す「島根ビジョンネットワーク」が発足

 8月 山陰地区で初めてヘルスキーパーとして視覚障がい者が山陰放送に採用される

    音声付き血圧計が、日常生活用具品目に追加

    島根県広報誌「島根県だより」の点字版が復活


■2018(平成30)年

 6月 島根県視覚障害者福祉大会を浜田市で開催

 9月 第64回日盲連全国盲女性研修大会を松江市で開催

    日盲連中国ブロック盲人福祉大会山口大会であはき等法19条を守る決起集会を開催し、下関駅等でビラ配り

    島根県から身体障害者補助犬健康管理費助成事業を受託

(その他のできごと)

 4月 日本点字図書館が高田馬場に「触れる美術館」を開館

    大田市で震度5強の地震が発生、6月には大阪北部地震、7月には西日本豪雨、9月には北海道で最大震度7の地震および全道停電。この年は列島縦断の台風などがあり、今年の漢字に「災」が選ばれる

 6月 日盲連結成70周年記念全国盲人福祉大会が東京で開催される

 7月 第1回あんまコンテストが東京で開催される

    身体障害認定要領が改正され、運用開始。視覚障害では「両眼の視力の和」から「良い方の視力」に変更

    浜田市が障がい者差別解消条例を制定

 8月 ボランティア連絡協議会との交流会で島根県立美術館のクローン文化財展を見学

 9月 公務員の障がい者雇用数が不適切な算定方法であることが表面化し、国と全国の地方自治体が一成調査に

10月 翌年1月からのあはき療養費取り扱いの変更が決定され、施術者受領委任払いとなる

    旧優生保護法にもとづく強制不妊手術に対し損害賠償請求があり、各団体でも調査開始


■2019(平成31・令和元)年

 3月 NPO法人プロジェクトゆうあいからタンデム自転車が寄贈される

 6月 島根県視覚障害者福祉大会を益田市で開催

 6月 「視覚障害有権者の選挙公報の充実に向けた意見書」を国に要望するようにとする陳情活動を島根県議会、県内市町村議会に向けて開始

 9月 第68回日盲連中国ブロック盲人福祉大会島根大会を松江市で開催

 9月 福祉研修会「葬祭セミナー~葬祭マナーの基本を学ぼう」を開催。講師は博愛社 大崎 昇 氏

(その他のできごと)

 1月 マラケシュ条約が批准され、改正著作権法が施行される

 4月 今上天皇、退位される

 5月 新天皇即位、令和に改元

 6月 視覚障害者等の読書環境の整備の推進に関する法律が成立、施行される

 7月 日盲連弱視問題対策部会(弱視部)の活動が開始

    日盲連に将来ビジョン推進委員会が設置される

    日盲連に教育問題懇話会が設置される

10月 日本盲人会連合が日本視覚障害者団体連合(略称「日視連」)に名称変更

    消費税率10%に改定

    新天皇即位の礼

11月 島根ライトハウスが創立60周年を迎え、記念事業を実施

12月 島根ライトハウス ライトハウスライブラリーが障害者の生涯学習支援活動に係る功労者として文部科学大臣表彰を受賞

    あんま師等法19条訴訟で東京地裁が被告側(国)の全面勝訴判決を下す


■2020(令和2)年

 2月 日視連中国ブロック代表者会議を松江市内で開催

(その他のできごと)

 2月 あんま師等法19条訴訟で大阪地裁が被告側(国)の全面勝訴判決を下す

 3月 新型コロナウイルスが世界的に広がり、国内では様々な会議やイベントの自粛、学校の休校措置などが相次ぐ。中国、アメリカ、韓国などから入国を一時、全面凍結措置に

 6月 あんま師等法19条訴訟で仙台地裁が被告側(国)の全面勝訴判決を下す