島根県盲人協会は、終戦後間もない昭和23年、ヘレン・ケラーの来日が実現し、それを機会に当時全盲で県議会議員でもあり、また、島根県の連合青年団長でもあった高尾正徳氏を中心に、県内の盲人有志によって会設立の準備が進められ、翌24年の春、「島根県盲人協会」が誕生しました。
本会は昭和34年に第12回全国盲人福祉大会、昭和44年に第14回全国盲婦人大会、昭和49年に第20回全国盲青年大会、更に平成9年8月には第43回全国盲青年研修大会、平成23年には第64回日盲連全国大会、平成30年には第64回全国盲女性研修大会を開催しました。
平成25年には「公益社団法人島根県覚障害者福祉協会」と改称し、現在に至っています。
この間、当協会初代会長の高尾正徳は昭和47年に日盲連第4代会長に、前会長の小川幹雄は平成28年に日盲連副会長に就任し、全国の視覚障がい者の福祉増進、社会的地位の向上に尽力しています。
新任の挨拶 このたび島根県視覚障害者福祉協会の 会長に就任いたしました佐藤昌史 と申します。 小川幹雄前会長の後任ということで 重い責任を感じておりますが、 見ることに困難を抱えている私たちの 生活と福祉の向上のため、 頑張ってまいります。 また、めまぐるしく変化する情勢においては、 理事や事務局はもとより、 会員や行政・関係機関と連携をとって 対応したいと思いますので ご支援とご協力をお願い申し上げます。 令和5年6月11日 公益社団法人 島根県視覚障害者福祉協会 会長 佐藤昌史