小川常務理事から理事会の報告です。
9月15日(日)いまだ残暑の冷めやらぬ中、第2回目の理事会を開催しました。出席は理事22名中20名、監事1名の出席でした。
まず会長はあいさつで、次のことを述べました。記念大会成功のお礼、交通安全設備の要望により松江市内に音響信号機一機が新設される予定。タンデム走行会と県福祉部長との意見交換会は天候不良のため延期された。緑の券売機ぷらすの体験会を実施。他の行事は予定通り実施されている。以上の挨拶がありました。
今回は協議事項はなく、報告事項と意見交換が主となりましたが、会計報告では記念大会については収入1,247,000円に対し、支出は1,232,315円との報告がありました。
その後各種報告に対する理事の意見としては次のことがあげられました。
マイナ保険証への対応は竹下日視連会長も12月まで粘り強く利用の改善を要望していくとのこと。防災対策としては10月27日に県の防災訓練が益田市で開催され、本会会員5名と盲導犬2頭が参加の予定であること。個人避難計画の策定のこと、要支援者登録の重要性について、要支援者名簿の活用について、デジタル化による新たなバリアではセルフレジ関連が多く、大型店では高齢者用にスローレジもあり、その活用も考えること。命を守ることが基本であり、防災や日常生活でも個人が声を上げることが大切であること。以上の意見がありました。
また、盲学校生徒の減少では、あはき業の有利性の理解、開業できない者への支援などが必要であること。パラリンピックの盲学校出身者の減少とスポーツ教育の充実。来年大阪万博に点字制定200年の記念PRブースが設置予定。同行援護ヘルパーの高齢化と人員不足、中ブロスポーツ部会ではゆる体操の実践、来年度の全国大会は千葉、中ブロ大会は山口、三療研修は島根の当番であることなどについて意見交換をしました。
他に要望として、盲導犬の食糧費の助成額の増額がありました。
年度後半の行事も計画通り、実施の予定ですから、総会資料を参照の上、興味のあることは地区長に問い合わせてください。
終わりに副会長も務め、積極的に活躍した小笠原理事が転居に伴い、理事を退任するとのことで挨拶がありました。感謝とともにご多幸を記念いたします。
その後、事務局より来年度には歩行訓練士が増員予定であることとICTについても予算化されるそうだとの情報がありました。本会の要望に対する応えであり、実施されればうれしいことです。以上理事会の報告でした。