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白杖歩行講習会に参加して

 令和3年11月14日(日)に出雲市で開催された白杖歩行講習会に参加いただいた 方から、感想が寄せられましたので掲載します。
 私が今回の白杖訓練に参加した動機は、2年前に白内障の手術を受け、以前には白杖を持って出来ていた近所の散歩や病院への通院が出来なくなったことです。その後、頚椎や腰椎を痛め、より安全に歩かなくてはいけないという事になり、いずれ訪れるかもしれない骨粗しょう症にも備える気持ちで参加しました。 季節を感じながら、皆に心配をかけず一人で安全に歩きたいと思い、そのためには白杖の正しい持ち方、使い方を教えてもらう必要性を感じました。

 講習会を受けてみた感想としては、たかが白杖、されど白杖という感じでしょうか。白杖一つ使うのにも決まり事や、それに伴う安全な歩き方があるという事を知りました。たとえば、これまでは階段などは介助者の人と歩いていたので、怖いと思ったことはありませんでしたが、白杖1本持って、一人で上り下りしてみると、とても怖いと感じました。安全に階段を上り下りする為の使い方があることや、点字ブロックは上を歩くのではなく点字ブロックに沿って歩くと曲がるべき場所がよくわかることなど目から鱗でした。早速、我が家の近所の点字ブロックのある歩道を歩いてみましたが、車道にはみ出したりして、まだまだこれからという感じです。機会があれば、また参加してみたいと思います。