島根県視覚障害者福祉協会

要望活動

当協会では、昨年11月に島根県に向けて要望活動を行いました。

この程、島根県障がい者福祉課から島根県の回答がまいりました。(平成29.3.27文書回答)

島根県からの回答

要望1
 島根県および県内各市町村において障がい当事者参画による障害者差別解消条例が早期に制定されるよう要望する。

回答
(健康福祉部障がい福祉課から)
 昨年4月から障害者差別解消法が施行されました。県では、法施行を控えた一昨年から、テレビや新聞、街頭啓発等の広報活動や職員対応要領の作成などにより、障がいを理由とする差別の解消に向けて、普及啓発を強化しているところです。  障がい者の権利や差別解消に関する条例については、それぞれ性格や内容は若干異なるものの、都道府県レベルでこれまで22道府県で制定されています。  条例を制定するにあたっては、法の施行状況を踏まえた上でどの様な内容を規定するかなどについて考える必要があることや、制定手法は議員提案と執行部提案の両方があることなどから、議会ともよく相談すべき課題と考えます。  なお、条例制定に関して、他県の状況や一般的な流れ、想定される論点などについて、貴団体も構成団体となっておられるしまね障がい者フォーラムへ情報提供しているところです。


要望2
 学校教育や社会教育において共生社会を取り上げ、障害当事者が情報提供や意見交換が行える機会を設けられるよう要望する。

回答
(教育庁から)
 総合的な学習の時間等での交流等を通じて、障がいに対する理解啓発活動を各校で行っています。  今後も、教育課程や個別の指導計画のねらいに沿っておこなわれるよう、各校への助言を行ってまいります。

(健康福祉部障がい福祉課から)
 あいサポーター研修の講師となるメッセンジャーの養成研修では、当事者や当事者家族の方からのお話を取り入れています。また、当事者もメッセンジャーとして、企業や学校であいサポーター研修の講師を務めていただいています。  今後とも、関係機関と連携し、当事者の声を聞いていただく機会の設置に努めてまいります。


要望3  視覚障害者への情報提供は、個人の障害度合いに応じた媒体となるよう要望する。
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回答
(健康福祉部障がい福祉課から)
 各市町村に、視覚障がい者に調査をするなどして、点字、音声、拡大文字などひとりひとりの希望に応じた媒体で行政情報を提供することができるか調査したところ、多くの自治体が「すぐにはできないが検討する」「できない」等の回答でした。  できない理由としては、「対象者ひとりひとりの希望調査には相当の時間と労力が必要」「各個人の障がい特性やおかれている環境が異なるため」「点訳等ができる人員や設備がない」「財政的な理由により、点字と音声の両方は難しい」などの理由がありました。  一方、各市においては地域生活支援事業のメニューである「点字・声の広報等発行」を活用し、利用者からの申込みにより、市報等を点字版、音声版で提供しています。  県としましては、要望があったことを市町村に伝えるとともに、 ・点訳等の設備がない場合にはライトハウスライブラリーへの委託を検討すること ・「点字・声の広報等発行」事業を活用すること ・同事業を実施している場合はそのことを視覚障がい者に周知すること 等を依頼します。


要望4
 自治体等が行う防災避難訓練には障害者も参加させ、実際に近い効果ある訓練となるよう要望する。

回答
(防災局防災危機管理課から)
   避難訓練は、各市町村の実態に応じ、市町村や自治会等で開催されているところであり、ご要望については、県内市町村の防災担当者会議等の場において、市町村に働きかけを行っています。  また、県と市町村の共催で実施する島根県総合防災訓練においても、その実効性を高めるため、避難行動要支援者の方々が訓練に参加できるよう市町村、関係団体と協議のうえ、検討して参ります。


要望5  交通安全対策について、次のことを早急に実現していただくよう要望する。

要望の5の(1)  次の交差点に音響信号機等を早期に設置していただくこと。   (整備・設置要望箇所は省略します。県視障協事務局)

回答
(県警本部交通規制課から)
 交差点への音響信号機の整備につきましては、年度ごとに予算を確保しながら、 順次整備を進めているところであり、 引き続き、ご意見を参考に整備を進めてまいります。  なお、「松江タウンスクエア・キャスパル前」の交通信号機については、横断歩道周辺の地中には水路や電線が埋設してあり、直ちに設置することが困難な状況でありますのでご理解をお願いいたします。

要望の5の(2)
 点字ブロックについて広く県民に対して意識啓発していただくこと。  交通安全教室などの際に点字ブロックについて説明し、点字ブロック上への駐車、駐輪や物を置かない、点字ブロックを塞ぐように立ち話などをしない等の指導、啓発をしていただきたい。

回答
(健康福祉部障がい福祉課から)
 あいサポーター研修や、障害者差別解消法の啓発の中で、点字ブロックの上に物を置いたり駐輪したりしないよう、呼びかけます。また、関係部局と連携して、全庁的に点字ブロックの啓発に取り組んでまいります。

(地域振興部交通対策課から)
 交通指導員・交通安全リーダー研修等や、交通安全県民運動の広報啓発の中で、点字ブロック上への駐車や駐輪の危険性等について指導、啓発を行います。  また、県警等関係機関団体と連携し、交通安全教室等で視覚障がい者の歩行・移動時の安全性を確保するため、点字ブロックの上に障害物を置かない等交通安全指導、啓発に取り組んでいきます。

(土木部道路維持課から)
 県が管理する道路について、道路占用の申請や協議がなされた際には、点字ブロック上に占用行為がなされることのないよう適切な審査・指導を行います。  また、各種研修の機会を通じ、点字ブロック上に不法占用行為がなされることのないよう啓発を行います。

(県警本部交通規制課から)
 各警察署で行われている交通安全教室の中で、点字ブロックに対する意識啓発を図るとともに、点字ブロック上への駐車、駐輪したり物を置かないように呼び掛けることとします。

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