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白杖歩行講習会に参加して

江津市 小川 義夫さんからの投稿です。

この講習会については私が提案したものです。69歳になる今、それを思いついたのは声の広報で日視連の大胡田弁護士が歩行中の事故も訴訟の対象になると話されたのを聞いたからだです。

私の学生時代には、専門の歩行訓練士は無く、いわば我流で歩くことになっておりました。それが基本部分を離れていては、もし訴訟沙汰にでもなった時、自分の立場を主張するのが難しく思われたからだでした。

どんどん出歩いているわけではないが、今まで人的物的な事故にはあっていません。 当然のことのように思っているのですが、それは実に運のいいことです。なぜなら、周りの人からは線路や側溝に落ちたとか自転車に白杖を挟まれた、自転車を倒して飲料の瓶を壊したなどの話を聞くからです。

個人的には、歩行訓練士に自分の歩行を見てもらい70点なら少し努力すれば大丈夫であり、30点ならヘルパー制度を利用するのが社会的にも良い方法だと思っての受講でした。

ライトハウスライブラリーと大手前通りが訓練場所で、ある程度は頭に入っているから気持ちは楽でした。

この講習で感じたことは、

  • スライド式に白杖を使うことは不細工なことではないこと。
  • 振り幅が大きすぎること。
  • 階段では、白杖と足で始まりを確認し、直角に上り下りすること。

などでした。

今回はあくまでも基礎的な講習であり実際自分がよく使う道路での訓練が理想だろうと思います。

安全にできれば傍目にもスマートに見える歩行が理想と思います。

点数評価はもらえなかったが、一人歩きを否定はされなかったので、年齢に応じた慎重さを考えて歩きたいと思います。

歩行中の人的物的な事故での賠償保険があるとの情報も得られました。

歩行訓練士として関わってくださった伊藤さん、庄司さんに感謝します。

江津市 小川義夫